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SONY ハンディカム HDR-GW77V 防水 性能 機能 評判 価格 [◆ ニュース]



SONY ハンディカム HDR-GW77V 防水 性能 機能 評判 価格

防水耐衝撃のカメラって、デザインとか形状とか質感とかディテールの処理で「おれは防水だぜ」ってそこはかとなく(あるいははっきりと)主張してるものだと思ってたし、事実そういう製品が多かったのである。でもこのソニーの“ハンディカム”「HDR-GW77V」にはそれがない。普通のコンパクトで軽いHDビデオカメラなのだ。

その見た目がまったくもって、防水耐衝撃系のタフネスカメラに見えないのがいい。その割に、水中でも使えるわ多少はぶつけても大丈夫(たぶん)で、カバンの隙間でも上着のポケットにでも入れられるサイズで、持ち運びの際も撮影の際もよけいな気をつかわなくていい。そのお気楽感覚がHDR-GW77Vの真骨頂じゃないかと思うのだ。

●iAUTOで日常から水中まで自在に撮れる

 HDR-GW77Vはソニーとしては「HDR-TG5V」(2009年4月)以来、3年振りの縦型ビデオカメラ。TG5Vは「単にコンパクトなビデオカメラ」だったけど、今回は防水防じん耐衝撃というアウトドア系の要素が加わった。タフネス系だけど小さい。アウトドア系防水コンデジと比べると小さいのが分かる。

 その防水性能は水深約5メートルで60分の動作可能。耐衝撃は約1.5メートルからの落下に耐えられる耐衝撃(Webサイトには「故障しにくい耐衝撃性能」と微妙な表現になってるけど)、それにPIX5準拠の防じん性能もある。

 本格的なダイビングには心もとなくとも、ちょっとした水中撮影は気軽に楽しめる。撮影モードをフルオートの「iAUTO」にしておくと、水中に入ったとたん、自動的に水中モードに切り替わってくれるのもいい。

 たとえばこんな感じ。

 レンズも35ミリ換算29.8ミリ相当(動画撮影時、16:9)からの10倍ズームで、広角側がF1.8と明るいのでかなり良く撮れる。その上見た目は「ほんとに防水?」と言いたくなるスリムさで重さも約188グラム(メモリカード、バッテリー込みでは220グラム)。

 撮影時の画角については注意が必要で、手持ちで歩きながら撮る時などに絶大な効果を発揮する「アクティブ手ブレ補正」にすると、画角がちょっと狭くなるし、望遠端もアクティブ手ブレ補正をオンにしていると、17倍ズームになり(エクステンデッドズームと呼んでおり、一応デジタルズームとは別扱い)、望遠側もぐんと伸びる。

 さすがにそこまで望遠側に引っ張ると画質は荒れてくるのだけど、三脚を使ったりカメラを動かさないでちゃんと撮りたいときは、光学性能だけで動作するスタンダード手ブレ補正で、手持ちで気軽に撮りたいときは(つまり普段は)アクティブ手ブレ補正にしとけばいいと思う。

 映像の記録先は2つから選べて、ひとつは内蔵メモリ。16Gバイトのメモリを内蔵しており、そこに録画できる。ただし、この中に地図データやWindows用ソフトも入っており、実際に録画用として使えるのは13Gバイトくらいだ。最高画質モードだとそう長くは撮れないが(28Mbpsで1時間程度)、24MbpsのFXモードだと1時間30分ほどになる。もうひとつはmicroSDカード(あるいはメモリースティックマイクロ)。32GバイトあればFXモードで3時間。普段はmicroSDを使い、カメラ内に入れておきたい映像(まあ、見たいときにいつでも見たいものとか)は内蔵メモリにコピーしちゃうというのがいいかと思う。

●操作系は極めてシンプル。

 ボディ側のボタン類は、背面親指の位置に4つあるだけ。大きくて押しやすいのが当然録画ボタン。その右上にズームレバー、左上に静止画用シャッター。一番上に静止画・動画のモード切り替えボタンがある。電源スイッチはなし。モニタを開くと電源が入る。

 この構成はシンプルでいいが、防水のためか、ボタンはどれもやや硬め。慣れないとズーミング時や静止画撮影時に余計な力がはいってブレやすいかも。それ以外の操作は液晶モニタタッチパネルで行う。

 録画時の画面表示パターンは2つあり、ひとつは画面左にズームと録画(静止画モード時は静止画用)シャッターが並んでいる。もうひとつは、MENU、設定ボタン(カスタマイズ可能)、そして再生ボタンが並ぶパターン。このとき右下にiAUTOのオン/オフアイコンも表れる。iAUTOをオンにしておくと自動シーン認識が働いて、水中では自動的に水中モードになったりするわけだ。

 MENUを押すと撮影モード、カメラ・マイク、画質・画像サイズ、再生機能、編集・コピー、セットアップの6つが並ぶ。撮影モードは5つ。動画、静止画、滑らかスロー録画(ハイスピード動画)、ゴルフショット、スイングパノラマ。

 カメラ・マイクメニューからは細かい撮影設定が可能だが、何ページにも渡って設定項目がリスト表示されるだけで、あまり使いやすくはない。あくまでも「基本はオート」で、凝った撮影をしたい人だけいじってねという感じ。それはそれでいいんだけれども、明るさの補正だけはワンタッチでさくっとしたかったかなと思う。

●地図で選んでハイライト再生

 基本的に気軽に使うカメラなので、一度設定してしまえばあとは撮るだけなわけだが、どうすれば再生できるのか、最初はちょっと戸惑った。

 再生するには2つの方法があって、ひとつはディスプレイを180度ひっくり返す。すると自動的に再生モードになるので横向きで鑑賞すればいい。もうひとつは液晶モニタ上の再生ボタンをタッチする。ただ再生ボタンがいつも表示されてる訳じゃないので迷ってしまったのだよね。

 再生は「イベントビュー」、「マップビュー」、「ハイライト動画」「シナリオ再生」の4つから選べるが、けっこう重宝するハイライト動画はイベントビューやマップビューからでも指定できるので、基本はその2つだ。イベントビューは時系列で、マップビューは撮影場所で撮影データを分類してくれる。

 いずれにしろタップしていけば目的の動画や画像を再生できる。便利なのはマップビュー。地図とGPSを内蔵しているおかげで、地図を見ながら「このあたりで撮った動画」という探し方ができるのは面白い。縮尺を変えることで広い範囲をひとまとめにしたり狭い範囲に限定したりできる。

 そこから目的の写真や映像を探してもいいけど、撮った写真や映像を簡単に見たいときは「ハイライト再生」が楽しい。

 ひとつの塊(上のマップビューの例でいえば青い円で囲まれたところ)から自動的にピックアップして連続した動画として再生してくれるのだ。「ハイライト」というくらいだから、カメラ側が自動的に取捨選択し、ムービーも長さを調節してくれる。撮ってきたものをさっとその場で再生したり、HDMIでテレビにつないで気軽に再生するときは面倒がなくていい。

 パソコンにデータを吸い上げるときはUSBケーブルでつなぐのがよい。GW77V側のコネクタはmicroUSBなので市販のケーブルをそのまま使えるし、USB充電対応なのでパソコンにつないでおけば充電もされるし、GPSの測位を高速化する「GPSアシストデータ」も自動的にネットからダウンロードして転送される。これはよい。

 パソコン用ソフト「PlayMamoriesHome」も内蔵メモリにインストーラが入っているので、USBでつないでそれをインストールするといい(ただしWindowsのみ)。このソフトを使うと、静止画も動画も地図上に表示される。

 Mac用ソフトはついてないが、iMovieがAVCHDに対応しているのでそれで吸い上げればOk(ただし、位置情報には未対応)。ただソニーがPlayMemoriesを自社の様々なAV機器の共通ソフト&サービスとして推進していくのなら、Mac版も作った方がいいと思うのだけれども。

●静止画は2000万画素

 静止画の話も少し。

 静止画は最大、2040万画素相当で記録される。撮像素子自体は総画素数543万画素の裏面照射型CMOSセンサーであるからして、なぜ2000万画素なんていうサイズに引き伸ばして保存するのかは謎。他のハンディカムもそうなのだが、なぜそんな無理をするのだろう。画質的にはもちろん1000万画素のデジカメにも劣るわけでこれはしょうがない、撮像素子のサイズも小さいしレンズも動画用だから。

 これは動画の中に静止画クリップを挿入したいとか、そういう用途向けかと思う。動画モードで静止画用シャッターを押せばいつでも静止画を撮れる(ただし最高画質時を除く)ほか、静止画専用モードも持っている。

 どちらで撮っても構わないのだが、動画モード時はシャッタースピードの下限が1/60秒となるので、暗いところでは感度が上がってノイズが増えるため、それが気になるときは使い分けるといい。個人的には静止画・動画切り替えボタンを撮影・再生切り替えボタンにしてもよかったんじゃないかと思うけれども。

 ちなみに2040万画素相当(16:9)以外の静止画記録モードには、1530万画素相当(4:3)、1000万画素相当(16:9)、500万画素相当(4:3)、210万画素相当(16:9)、30万画素相当(4:3)がある。基本は16:9で、4:3で記録するときは左右がトリミングされる。

●カジュアル系ビデオカメラとしては出色のデキ

 とまあ、デジカメがわりに使うには無理があるけれども、カジュアル系ビデオカメラとしては出色のデキ。何しろシンプルで撮ってて楽しいし、運用もすごく楽。余計な気をつかわなくて済むのがいい。

 操作はシンプルで、防塵防水耐衝撃だからどこにでも連れて行ける。細かい操作は苦手だけど、まあiAUTOでアクティブ手ブレ補正にしといてシンプルに使うカメラだからそれでいいのだ。画質追求型でも凝った映像作品を作る系でもない、むしろガジェット系カメラだからね。

 GPSと地図を内蔵してるので、旅行など遠出するときに持って行くと、どこでそれを撮ったかがちゃんと残るのも楽しいし、現在地の地図をいつでも呼び出せる(地図データは内蔵してるので、電波が届かないと地図を表示できないスマホよりアウトドアでは有利かも)。休みになったら、海でも山でも川でも湖でも持って行って水しぶきも気にせず、ときどきぶつけたり落としたりしても(まあたいていは)問題ないというわけだ。

 縦型防水ビデオカメラといえば、パナソニックの「HX-WA20」も候補に挙がる。価格的にはWA20の方が圧倒的に安いけれども、レジャーに最適なビデオカメラとして比較するなら、光学式手ブレ補正を持っていることと、GPS&地図内蔵でこっちに軍配が上がるかと思う。

 気軽に撮るなら手ブレ補正は大事だし、遠出して遊びにいくのならGPSや地図があった方が面白いもの。ビデオカメラの主市場は子どもの成長記録なんだけど、これはそれにとどまらず、海山系のレジャーの友として持っていっても楽しめる。




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